こんにちは。フリーランス投資家のmaruです。
今回はデジタルコンサルで飛躍的な成長を期待できる「ベイカレント・コンサルティング」の銘柄研究をしていきます。
世界最大級の年金運用を行なっているノルウェー政府が大株主になっている銘柄ですが、
・コンサルティング市場の拡大
・デジタルコンサルティングの活躍例
・圧倒的な売上成長
という3点から分析していきます。
今後に期待ができる銘柄の成長性を一緒に確認していきましょう!
もくじ
ベイカレントコンサルティングってどんな会社?
本社 | 東京都港区 |
設立 | 2014年4月 |
上場 | 2016年9月 |
上場区分 | 東証1部 |
業種 | サービス業 |
予想配当利回り | 0.68% |
配当性向 | 22.2% |
時価総額 | 2629.56億円(2021年2月4日現在) |
ベイカレントコンサルティングはまだ設立から月日があまり経っていない企業ですが、現在東証1部に上場しています。
コロナ禍でビジネスの変革を求める大企業向けに、IT技術などの高い専門性を活かしたデジタルコンサルティングを行なっている企業です。AIやロボティクスなどの最先端の技術を駆使して大きな利益をあげています。
配当利回りは高くありませんが、一応上場から増配を続けている銘柄ですし配当性向も20%前後ということで今後の増配も可能性があると思います。
そして大きな成長も期待できる企業ですので値上がりも取れるかなと考えられます。
ベイカレントコンサルティングの投資先魅力は?
コンサルティング市場の成長性
まずベイカレントコンサルティングが属している業界、コンサルティングの市場を見ていきましょう。
IDCJapanによる国内コンサルティングサービス市場の年間成長性は、2019年から2024年までの間に平均4.0%で拡大していく予測になっています。
そんなコンサルティング市場を牽引しているのがデジタルコンサルティングの成長性です。デジタルコンサルティングは2019年から2024年までの間の年間成長率は25%となります。
デジタルコンサルティング市場が拡大していく中で、IT技術やAIなどの最先端技術を駆使しているベイカレントコンサルティングは優位性を持っていると思います。
デジタルコンサルティングでの活躍
では実際のデジタルコンサルティングの活用例を見ていきましょう。
ベイカレントコンサルティングが対応している業種は非常に多岐に渡ります。
「通信業」「金融業」「情報サービス業」「メディア」「エネルギー業」と幅広い業種に向けてデジタル関連のコンサルティング案件を受注しています。
通信業:5Gを活用した映像伝送サービスの企画・推進
金融業:対面から非対面の営業に転換する戦略の策定やリモート基盤の整備
情報サービス業:AIを活用した画像認識サービスの推進
メディア:実店舗とネットショップを繋ぐオンライン決済サービスの企画
これら各業種に対しコンサルティングを行なっており、どこかの業種に依存していないビジネスをしています。
これらのビジネスの変革は絶対的に必要なものですので、その勢いは今後より加速していくと予想されます。
圧倒的な売上成長
以下のグラフがベイカレントコンサルティングの過去の売上です。
上場から順調に右肩上がりの推移をしてきているのがよく分かるグラフになっています。
20年2月期通期の売上高は前年比35.7%の成長、さらに21年2月期通期の売上高の予想は前年比24.3%、22年2月期通期の売上高の予想は前年比21.9%という恐ろしいペースでの成長が期待できます。
さらに成長企業としてこれからも積極的に投資を行なっていくことが予想されますが、自己資本比率が64.3%となっており、まだ投資の余力は残っていると考えられます。
圧倒的な勢いで成長を続ける業績と、これからに向けた投資余力を踏まえると株価の成長も期待できると思います。
株価の推移
ベイカレントコンサルティングの上場以来の株価の推移は以下のチャートです。
じっくりと上昇してきた後、新型コロナ禍で大きな値上がりをしました。しっかりとした上昇トレンドのなかにあり、今後も続いていく可能性があると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事では企業のデジタル化に伴って成長が期待できる「ベイカレント・コンサルティング」について銘柄研究をしました。
市場の成長性や圧倒的な売上成長などを踏まえると、投資対象としてとても魅力のある銘柄だと思います。
今後も業績やデジタルコンサルティング市場の動向をしっかりチェックしておきたいと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。またお願いします。