こんにちは。フリーランス投資家のmaruです。
今回はネット小売世界最大の企業「アマゾン・ドットコム」について銘柄研究をしました。
・新ビジネスへの先駆者
・圧倒的に成長する売上高
以上の点からアマゾンの魅力を分析していこうと思います。
また他の記事ではGAFAMを比較・分析しています。そちらも合わせて読んでみてください。
アマゾンへの投資を検討している方、気になる方はぜひ最後までご覧ください!
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もくじ
アマゾンってどんな会社?
本社 | アメリカ・ワシントン州 |
設立 | 1994年 |
上場 | 1997年5月 |
上場区分 | NasdaqGS |
業種 | 小売 |
配当利回り | - |
時価総額 | 1.65兆ドル(2021年2月15日現在) |
アマゾンは言わずと知れたネット小売サービスを中心に圧倒的に拡大してきた企業です。EC業界のシェアでトップを誇っています。
「ネットで買い物するのも楽天とかメルカリだからAmazonは使わないなー」
という方もいますが、一方でAWSというクラウドコンピューティングサービスも提供しており、なくてはならない企業になりつつあります。クラウドコンピューティングを提供している企業でこちらも世界トップシェアを握っています。
アマゾンのカリスマ経営者であったジェフ・ベゾス氏がCEO(最高経営責任者)を退くことが発表されています。
ジェフ・ベゾスのAmazon経営にまつわる成長戦略についてはこちらの本で非常に分かりやすく解説されています。ぜひご覧ください。
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アマゾンの投資先魅力は?
拡大する市場の成長性
アマゾンが世界トップシェアを握っているEコマース市場とクラウドコンピューティング市場の成長性について見ていきましょう。
ショッピファイやメルカドリブレの記事でも述べましたが、EC市場の成長性は非常に大きなものが期待できます。
経済産業省の「電子商取引に関する市場調査」によると2019年の世界のBtoCのEC市場規模は3.53兆ドルで、全ての商取引金額に対するEC取引が占める割合を表すEC化率は14.1%と推計されています。
今後もその成長は続くと見込まれており、2023年には6.54兆ドルの市場規模、EC化率は22.0%まで拡大するとされています。
そしてこちらもオクタやズームビデオの記事で過去にお話ししていますがクラウドコンピューティング市場も大きな成長が見込まれています。
2020年のクラウドコンピューティングの世界市場規模は推定3714億ドルです。そこから2025年には8321億ドルまで拡大を予想されており、今後も更なる拡大が見込まれている市場です。
このように急速な成長を見込んでいる市場で世界トップシェアを誇っているのが非常に大きな強みになると考えられます。
新ビジネスの先駆者
アマゾンは過去新たなビジネスを素早く展開する先駆者としての地位を確保しています。
例えばレジでバーコードを通すことなく、決済を済ませることができる無人の店舗が2020年に都内で続々開店したようですが、アマゾンはその2年ほど前からアメリカで展開し始めていました。
2018年にはスマートドアホンや屋外のセキュリティカメラを手掛ける「Ring」を買収しました。その上、スマートスピーカーの「アレクサ」などの推進もしており、スマートホーム分野に力を入れています。
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他にもエンタメ分野で「Amazon prime Video」などでオリジナルコンテンツを作ったり、最近ではヘルスケア分野に力を入れたりと精力的に新たな分野への開拓を進めてきています。
このように様々な分野で拡大していくアマゾンは今後もビジネスの創出とともに成長していくことが予想されます。
圧倒的に成長する売上高
アマゾンは圧倒的な売上高の成長を続けてきている企業です。
特に20年12月期通期の売上高は、前年比でプラス37%となっています。それまでも売上高成長率は年間で20〜30%で推移しており、2015年からで見ると3.6倍になっています。
アマゾンほどの規模の会社でこの成長率を維持しているのは非常にハードルの高いことだと思いますが、積極的な投資により新たな売り上げを生み出し、その売り上げでまた新たな投資をするというサイクルがしっかりとできているのだと思います。
こうした
投資する→売り上げが伸びる→そのお金で投資する→売り上げが伸びる
というサイクルを継続している限りはアマゾンは投資先として魅力的だと思います。
アマゾンの株価は?
アマゾンの過去5年間の株価のチャートは以下のようになっています。
売り上げと同様に株価も順調に右肩上がりで推移しています。
しっかりと株価は長期的に伸びてきているのですが、これからも業績が好調である予測を踏まえると、今後の株価も期待できると考えています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事では世界最大のネット小売企業「アマゾン・ドットコム」について銘柄研究をしました。
・新ビジネスへの先駆者
・圧倒的に成長する売上高
これらのポイントを踏まえると、アマゾンはこれからも魅力的な投資先だと思います。
これからも売り上げの動向や新規ビジネスの成長性をじっくり見ていこうと思います。決算などを精査してこれからも注目していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。またお願いします。