こんにちは。フリーランス投資家のmaruです。
今回はテレワークとサイバーセキュリティの双方から需要が期待できる企業「オクタ」の銘柄研究をしました。
私maruはこのオクタをテンバガー候補として期待しています。その理由を以下のポイントから分析していこうと思います。
・新型コロナウイルスによる在宅勤務の拡大
・好調な業績
それでは早速見ていきましょう!
米国会社四季報2020年版秋冬号【電子書籍】[ 米国会社四季報編集部 ] 価格:2,970円 |
もくじ
オクタってどんな会社?
本社 | アメリカ・カリフォルニア州 |
設立 | 2009年 |
上場 | 2017年4月 |
上場市場 | NasdaqGS |
業種 | インターネット・ソフトウェアサービス |
予想配当利回り | - |
時価総額 | 341.79億ドル(2021年1月25日現在) |
現在ビジネスのソフトウェアサービスはクラウドで管理されているものがたくさんあります。重要な情報の管理もクラウド上で行っている企業は多いため、クラウドサービスのIDやパスワードの管理の重要性もかなり高くなっています。
そんな中で従業員個人が数あるソフトウェアサービスのIDを全て覚えるのは大変ですし、IDを覚えやすい単純なものにするのもセキュリティ上のリスクがついて回ります。
オクタはそのIDを一括管理し、簡単で安全に接続できるサービスを提供しています。
従業員の利便性の高さと、企業側のセキュリティの安心感を両立したのがオクタのサービスです。
企業だけでなく大学や政府などに幅広く対応しています。
オクタの投資先の魅力とは?
クラウド市場の成長性
クラウドベースでサービスを提供する企業は増え続けており、その規模はまだまだ大きな拡大の余地を残しています。
2020年のクラウドコンピューティングの世界市場規模は推定3714億ドルです。そこから2025年には8321億ドルまで拡大を予想されており、今後も更なる拡大が見込まれている市場です。
マイクロソフトやAmazonもクラウド基盤のサービスを提供していますが、最近だと以前記事でご紹介したクラウドストライクや、ビデオ会議のズームなどがあります。今後新たなクラウドサービスが誕生していくことも予想されます。
企業はこうしたクラウドの便利なサービスを次々導入していくことになるでしょう。その際に必要になるのはクラウドIDの管理であり、オクタのサービスです。
クラウド関連市場の成長に伴ってオクタも成長していくことが期待できます。投資先としての魅力のひとつだと思います。
テレワーク需要の拡大
新型コロナウイルスの影響により、各企業が在宅勤務を迫られました。テレワークによりクラウドサービスの必要性に更なる追い風が吹いています。
出社しないため情報もクラウドで共有したり、会議がズームで行われたりとクラウドのサービスを利用することになります。
その際重要になるのが、クラウドIDの管理です。というのも会社にいて社内のシステムを利用している場合に比べて、テレワークには高いリスクが付き物です。一つのオフィスで管理するのではなく、オフィスが分散しているようなイメージなので危険性は高まるということです。
企業側からすると「クラウドのIDが流出した」なんていう事態は避けたいです。そのためオクタの一括管理はとても使い勝手がいいということになります。
テレワークの需要もオクタの事業にとっては大きな追い風になっています。
好調な業績
やはり成長企業を見る際には業績をチェックするのが重要です。
売上高は順調な右肩上がりの曲線を描いています。21年1月期は8億ドルの売上高を見込んでおり、前年比で37%増となっています。
22年1月期には、18年からの5年間で売上高4倍となる10億ドルが見込まれており、今後の業績もしっかり伸びていきそうな予測になっています。
投資家が事実として注目しているのが決算なので、業績が順調であるうちは投資先としての魅力が大きいと言えると思います。
株価の推移は?
オクタが上場した2017年4月からのチャートがこちらです。
短期的な下落や、もみ合いはあるもののしっかり長期的な上昇トレンドになっています。しっかり好決算を出し続けてくれれば、今後にも期待が持てる銘柄かなと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はテレワーク需要とサイバーセキュリティ需要の恩恵が受けられる企業オクタについて銘柄研究をしました。
・新型コロナウイルスによる在宅勤務の拡大
・好調な業績
クラウド市場の成長性や在宅勤務の需要、好調な業績を踏まえるとオクタはかなり魅力的な投資先だと考えています。
もちろん株式市場に絶対はありません。希望的観測で投資するのは危険です。
とはいえテンバガー候補として期待している銘柄なので個人的に今後の動向をしっかりチェックしていきたい銘柄です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。またお願いします。