こんにちは。フリーランス投資家のmaruです。
今回はインターネット検索エンジン世界最大手のGoogleを傘下に成長が期待できる企業「アルファベット」について銘柄研究をしていきます。
・新規ビジネスへの着手
・順調に推移する業績
また他の記事ではGAFAMを比較・分析しています。そちらも合わせて読んでみてください。
アルファベットに投資を検討している方、気になる方はぜひ最後までご覧ください!
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もくじ
アルファベットってどんな会社?
本社 | アメリカ・カリフォルニア州 |
設立 | 1998年 |
上場 | 2004年8月 |
上場区分 | NasdaqGS |
業種 | メディア・娯楽 |
配当利回り | - |
時価総額 | 1.41兆ドル(2021年2月15日現在) |
アルファベットのサービスは非常に多岐に渡って提供されています。YouTubeやGmailなど様々な分野で私たちの生活に関わってきています。
アメリカの巨大IT企業群「GAFA」の一角を担っており、時価総額は日本円にして約150兆円です。日本の国家予算の一般会計と特別会計の合計が約300兆円なのでその時価総額のインパクトがお分かりいただけると思います。
配当金は出していないので投資戦略としては値上がり益を狙っていく銘柄になると考えています。長期戦略でキャピタルゲインを狙っていきましょう。
アルファベットの投資先魅力は?
生活基盤となるサービスの提供
アルファベットのサービスはすでに世界中の人々の生活インフラに近いものになっています。
・Chrome(ブラウザ)
・Gmail(メール)
・GoogleMap(地図アプリ)
・Google pay(決済システム)
・Android(スマホ用OS)
・YouTube(動画配信サービス)
アルファベットが無くなると困る人はかなり多いと思います。特にGoogle検索に関しては世界の80%以上のシェアを握っており、そこからのネット広告収入は非常に大きな収益柱になります。
さらに日本ではiPhoneの方が利用者が多いですが、世界中を見るとAndroidスマホの方が比率が高くなっています。世界で大きな比率を占めるAndroidスマホの脳みそ部分となるOSを提供しているアルファベットは非常に強いと言えると思います。
独占禁止法などによる制裁金や規制強化などのリスクはもちろん付き纏うことになりますが、とはいえアルファベットを完全に潰すことはできないのかなと考えています。
リスクを踏まえた上で、魅力的な投資先として注目していく銘柄だと思います。
新規ビジネスへの着手
アルファベットの収益柱は広告収入です。とはいえこのままずっと広告収入に依存し続ける訳にはいかないのも現実です。
GoogleのYouTubeの買収が2006年でしたが、そこからも様々な買収や新規部門の設立などで、新たなビジネスを生み出してきています。
例えば力を入れてきたAI部門でいうと、「Google Home」などのスマートスピーカーはAIを活用しています。家電などと紐づけることで家の中のIoT化に貢献しています。
そしてそのAI分野はアルファベットが世界の市場を牽引しています。
さらにアルファベット傘下のウェイモが自動運転分野でリードしており、アメリカのアリゾナ州などではすでに完全無人のタクシーの配車を開始しています。
他にも量子技術コンピュータやVRなど様々な新規ビジネスを展開することでアルファベットはさらなる拡大をしていくことが予想されます。
順調に推移する業績
アルファベットの売上高はとても順調に推移しています。以下のグラフが過去の売上高を示したものです。
分かりやすく右肩上がりの推移をしています。アルファベットの規模で考えるとこの売上高成長率は非常に素晴らしいものだと思います。
20年12月期の売上高は前年比でプラス12%の2ケタ成長を果たしています。それ以前まで20%前後の成長を見せていたことに比べると多少の鈍化が見られますが、それでも恐るべき成長力だと思います。
アルファベットの株価は?
アルファベットの株価は過去5年間で以下のチャートのようになっています。
過去5年間に渡ってしっかり右肩上がりの上昇トレンドを描いています。
しっかりと売り上げを伸ばしてきた上での株価の上昇なので個人的には割高とは考えていません。そして今後も業績は伸びていくと予想されているので、それに伴って株価も長期的に上昇していくと考えています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はインターネット検索最大手で「GAFA」の一角を担う「アルファベット」について銘柄研究をしました。
・次世代サービスの展開
・順調に推移する業績
これらを踏まえると今後のアルファベットへの投資も魅力があると考えています。今後も注目していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。またお願いします。