【どれくらい必要?】大学卒業から一生でかかるお金を調べてみた

こんにちは。フリーランス投資家のmaruです。

現在、将来に向けた資産運用として投資を行なっていますが、よく考えたらどれくらいのお金を用意すれば良いのか定まっていませんでした。

ある程度具体的な目標金額があると必要な投資もわかりますし、モチベーションを保ちやすいと思います。

ということで早速みていきましょう!

生涯で必要な生活費

まず生活費が一生でどれくらいかかるのかを調べてみました。

日本人の初婚年齢が男性で31.1歳、女性で29.4歳(2017年)なので今回は間をとって30歳で結婚すると仮定します。また平均寿命は男性で81.41歳、女性で87.45歳なのでざっくり間をとって85歳まで生きると考えます。

22歳で社会人になり、30歳で結婚をし、85歳まで生きる人の生涯でかかる生活費を大まかに計算していきます。

まず20代の生活費はひと月に約20万円ほどになります。

つまり22歳から8年間の生活費は

20万円×12ヶ月×8年間=1920万円

になります。そして30歳になったタイミングで結婚するので、ここからは世帯の生活費をふたりで折半すると仮定します。

30代が1685万円、40代が1944万円、50代が2108万円、60代が1813万円、70歳〜85歳で2398万円となりました。(総務省「家計調査年報」2018年をもとに計算)

これらを合計すると1億1868万円となります。

もちろん仮定の上で計算をしているので、人によって違いは生まれると思いますが、ざっくりこれくらいかかる計算になります。

人生の三大支出

結婚・住宅購入・子の教育資金は人生の三大支出と言われています。

結婚

結婚にかかる費用は平均で461万8000円になるみたいです。両親から援助金がもらえたり、ご祝儀がもらえたりするので自己負担額は約150万円になります。

その150万円はカップルふたりで出すことになるので一人75万円ということになります。

住宅購入

国土交通省の「令和元年度 住宅市場動向調査報告書」によると住宅購入金額の平均は、新築の注文住宅で4615万円です。そのうち頭金として用意する自己資金が平均1254万円で、金融機関からの借入金は平均で3361万円です。

借入金の金利が0.5%で返済期間が35年だとすると月の返済金額は87000円くらいになります。金利を含んだ返済金額は3654万円になり、先程の頭金と合計すると4908万円ということになります。

教育資金

子供がふたりいる場合の教育資金をシミュレーションしてみましょう。

教育資金には公立校に進むか、私立校に進むかで金額が大きく異なりますが今回は幼稚園から大学まで公立に進学した場合を計算に入れます。(幼稚園から高校までのデータは文部科学省「子供の学習費調査 平成30年度」、大学の学費データは文部科学省「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」、大学の学費以外のデータは独立行政法人日本学生支援機構「学生生活調査 平成30年度」による)

・公立幼稚園3年間の学習費総額が約67万円

・公立小学校6年間の学習費総額が約193万円

・公立中学校3年間の学習費総額が約147万円

・公立高校3年間の学習費総額が約137万円

・国立大学4年間の学費が約243万円、学費以外の費用は約56万円となります。

これらを子供ふたりで計算すると約1686万円となります。夫婦ふたりで負担するので一人当たり約843万円という計算になります。

合計すると…

今回計算した生活費、結婚・住宅購入・教育資金などを合計すると1億7694万円となります。

何度も言うようにこの金額は人によって異なりますが、ある程度平均的に計算した結果なので参考になるのではないかなと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回算出した結果はあくまで私が勝手に仮定したパターンの生涯でかかるお金です。家を買わない人も多くいると思いますし、結婚を考えていない人もいると思います。

また今回の計算は、現在のデータを合計しただけです。今後時代が進むことによって、もっと生活費が抑えられるようになったり、逆に税金の負担が重くなったりという可能性はあります。

とは言ってもそれぞれのライフステージでどのくらいお金がかかるのかをざっくりと把握しておき、それに向けた準備をしておかなければならないのは、どんな時代の誰であろうと必要だと思います。自分に合った資産の管理と運用を心掛けていきたいものですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。またお願いします。

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