【証券新卒向け】株式の銘柄調べに困った時は?ポイントを解説

こんにちは。フリーランス投資家のmaruです。

私も経験がありますが、証券会社に入社した新卒社員の悩みの一つが「株の銘柄が思いつかない」だと思います。

新卒社員は毎朝5時前に起き、日経新聞を読み、その記事から株や投資信託の推奨銘柄をひとつ選ばなくてはなりません。そして上司との読み合わせで銘柄のセールスポイントを伝えなくてはなりません。

しかし一度推奨した銘柄を繰り返し話すわけにもいきません。「またそれか」と言われかねないからです。

ということで今回の記事は株の銘柄選定に困っている証券会社の新卒社員や、新規の投資先を探したいと考えている方にオススメです。

・上司に説得力のある銘柄選定のポイント

・投資する際になかなか興味深いと思える銘柄を見つける方法

が気になる方はぜひご覧ください。

新規銘柄を見つける方法

個人的にオススメする銘柄選定の方法は

・業界地図を読む

・投資信託の組入銘柄をチェックする

という2点です。

ひとつずつ見ていきましょう。

業界地図を読む

たぶん証券リテールや、投資をしている人の中で「会社四季報」を読んでいるという人は多いのではないでしょうか?

会社四季報では確かに、銘柄の売上高の推移や財務状況がわかりやすく記載されていますし、銘柄のデータを調べるのには非常に適しています。

しかし新しい銘柄を探すのにはあまり適していません。ずらーっと会社のデータが並んでいるため、新規銘柄を探すのは結構大変です。

そんな時に使うのが「業界地図」です。各業界の今後の動向や、その業界でシェアを握っている企業、分野ごとに企業間でどういう繋がりがあるのかというのがパッと見て分かりやすいです。

そして業界の全体像が掴みやすいということは、日経新聞の記事とリンクさせやすいということです。

例えば新聞記事に5Gに関する記事が出ていた場合、業界地図の5Gのページを読めば、どこの企業が恩恵を受けられるのか一目で分かります。宇宙事業に関する記事が出ていれば、宇宙に関連している企業がすぐに見つけられます。他にも業界に関する記事が出た時に業界地図でチェックをすることができます。

こういった観点から業界地図は非常にオススメです。

業界地図は「東洋経済新報社」のものと「日本経済新聞社」のものがありますが、正直どちらでも分かりやすさに違いはありませんが、会社四季報とのリンクを考えると「東洋経済新聞社」の方が分かりやすいかなと思います。

「会社四季報」業界地図 2021年版 [ 東洋経済新報社 ]

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日経業界地図 2021年版 [ 日本経済新聞社 ]

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投資信託の組入銘柄をチェック

投資信託は長きに渡って業界を見てきたファンドマネージャーが良いと思った銘柄を積極的に組み入れています。

その組入銘柄の上位10個は基本的に公表されています。月次レポートが月に一回発表されるので、最新の上位銘柄をチェックすることで、プロが良いと思っている銘柄を知ることができます。

もちろん自力で銘柄を見つけるのが1番良いですが、どうしても見つからない時ってあると思います。そんな時にプロの選定した銘柄をヒントとして、しっかり調べることで新たな銘柄との出逢いになると思います。

例えば過去私のブログで記事にした「メルカドリブレ」は、「GSフューチャー・テクノロジー・リーダーズ」というファンドの月次レポートを参考にしています。

このファンドは「netWIN GSテクノロジー株式ファンド」という20年間に渡ってテクノロジー業界に投資してきたファンドのマネージャーが運用資産の選定を行っています。

20年間GAFAなどの巨大テクノロジー企業を見てきたファンドマネージャーが、次世代のGAFAになりうる中小型のテクノロジー企業を選定しているのが、「GSフューチャー・テクノロジー・リーダーズ」です。そのファンドの2020年12月の月次レポートで組入割合で1位だったのが「メルカドリブレ」です。

他にも「ジャパニーズ・ドリーム・オープン」から選定し、「ベイカレント・コンサルティング」の記事を書きました。

このように投資信託から銘柄を選択するというのは手段として良いと思います。

銘柄選定の考察ポイント

説得力のある銘柄選定のポイントをご紹介します。これは証券リテールの方が上司との読み合わせに使えるのはもちろん、自分で投資をする方も自分自身が納得する必要があるため、確認していきましょう。

私が銘柄選定する場合には、

・市場の成長性

・好調に業績が伸びているか(特に売上高)

・短期か長期か?

という3点をきちんと考察します。

市場の成長性

これはその企業が属している業界が、市場として拡大していくかというシンプルなものです。せっかくその企業が業界トップシェアを握っていても、その業界が先細りでは今後の株価の成長性に期待が持てません。

市場全体がしっかり成長していくかどうかを調べ、見極めることが大切です。

好調に業績が伸びているか

やはり市場全体が拡大していく予想となっていようが、その業界で首位をキープしていようが、業績が悪化していれば意味がありません。

もし拡大していく業界でトップを誇る企業の業績が悪化している時は、競合の他社にシェアを奪われ始めている兆しなのかもしれません。

もしくは市場の競争が激化して、レッドオーシャンになってしまい、価格競争などで売り上げが立たないのかもしれません。

どちらにせよ売上高などの業績が良くなっているかどうかは非常に重要なので必ずチェックするようにしたいですね。

短期か長期か?

最後は投資の期間についてです。

選定した銘柄は長期的に利益を取りに行く銘柄なのか短期で値上がりを狙う銘柄なのかをしっかり決めておくと説得力が出てきます。

例えば5Gのテーマは、2022年までの期間にかけて普及していくと言われています。したがって「5Gに関連するテーマは2022年頃までの投資が良い」という考え方は説得力があると思います。

単純に「この銘柄が良いです!」というより「この銘柄のテーマはこの時期まで保有が良いと思います」という方が説得力があります。

自分で投資する人も長期の保有なのか短期で勝負に行くのかをしっかり考えていくのが良いと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は新卒の証券会社社員や新しい銘柄を探したい人に向けて、ポイントを解説しました。

オススメは「業界地図を読む」「投資信託の組入銘柄上位をチェックする」です。

そして

・市場の成長性

・好調に業績が伸びているか

・保有期間はどれくらいか

というポイントをチェックするのが大切になります。

新しい銘柄をの出逢いは非常にワクワクします。これからまだ見ぬ銘柄を発掘していきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。またお願いします。

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