下っ端の立場から組織のマネジメントを考える【部下・後輩への接し方】

こんにちは。フリーランス投資家のmaruです。

今回は組織のマネジメントについて若輩者の私が考えることを記事にしていきたいと思います。

現状で後輩としての立場が多い私だからこそ感じる事も多いと思います。これまで自分自身が後輩を持った時の反省点もたくさんあります。

ということで今後わたしに部下や後輩ができた時にスムーズな組織運営ができるように記事として残しておきたいと思います。

言葉にして本人に伝える

「言葉にしなくても伝わる」は嘘です。

これは私自身の失敗談です。

私は大学時代の部活動で主将を務めていました。その際部員にはたくさん練習してほしいという思いが強くありました。その思い自体は間違っていなかったと思うのですが、あまりにも突っ走ってしまっていたと感じています。

例えば「なんでこんな事もわかんないの?」ということや「もっとこうしてよ」と思うことってあると思います。私の場合は「なんでもっと練習しないの?」という状態でした。

その思いを直接部員に伝えるべきだったと思いますが、私は本人に言わず他の誰かに愚痴を言うだけでした。部員なら練習して当たり前だし、そんなことわざわざ言わなくても分かって欲しいと考えていました。

しかし自分にとって当たり前のことが他の人にとって当たり前ではないというのはよくあることです。それは相手に伝えないと分からないことですし、陰で愚痴を言ってもなんの解決にもならないどころか、フラストレーションが溜まる一方です。

そして陰で言っている話は結局本人にも伝わるので、誰も幸せになりません。

自分が思っていることや相手が思っていることを共有する場は大事だなと感じます。

コミュニケーション不足

先に述べた言葉にして伝えるという話にも関連しますが、日頃のコミュニケーションは非常に重要だと感じます。

考えを共有する場が必要という話をしましたが、普段の会話が無ければそれも難しいです。日常的な会話を交わすだけで相手との距離感も縮まる上に、何か大切な話をする際のハードルが下がると思います。

社会心理学において「単純接触効果」というものがあります。繰り返し接することで相手への好感度や印象が高まるという効果です。

このことからもやはり接触をたくさんしてコミュニケーションを取ることは大事だなと思います。

できなくて当然

「なんでこんな事もできないの?」と思ってしまうのはよくあります。でも一歩立ち止まって考えるべきは自分も昔そう思われてたんじゃないの?という事です。

私たちの先輩も「これくらいできて当然なのになんでできないの?」と私たちに思ってかもしれません。結局はそういうことの繰り返しです。

それをイライラして、「もういいわ!」となるのではなく、しっかりと伝えてあげることが大事だと思います。そうすることで結果的にお互いにとってプラスになります。

配慮ある一言を添える

個人的にバイトでも前の職場でも苦手な質問が「分からないことない?」です。正直何が分からないのかも自分で分からないことが多いし、でも何も聞かなかったら、後で分からないことが出てきた時に質問しにくい。

もちろん後で質問しても優しく答えてくれる場合もありますが、たまに「なんであの時聞かなかったの?」少々怒り気味で言われることがあります。そうすると余計に質問しにくい空気になってしまいます。

そんな中で「分からないことだらけだと思うからその都度訊いてね」と言われたのがとても気が楽になりました。その先輩からするともしかしたら何の気なしに放った言葉かもしれませんが、私にとっては大きな一言でした。

私はその先輩をとても信頼して慕っております。その一言があったというだけでまったく現在の印象は異なっていたと思います。

そういう配慮ある一言が世の中に増えていけばいいなと思います。もちろん「なんでそんな気を使わないといけないんだ」という声も分かりますが、むしろその一言で部下・後輩からの信頼を獲得できると考えればそれくらい気を遣ってもいいのではないかなと思います。

まとめ

今回は組織のマネジメントをする上での部下や後輩への接し方を考えてみました。もちろん全て実践すればそれでいいというものでもないですが、後輩の立場からこうなればいいなという願望も込めています。

特にコロナ禍で人との繋がりが希薄になり、若い社会人は不安を抱えている人が多いと思います。現に私がそうでした。

少しでも円滑な人間関係が構築されればいいなと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。またお願いします。

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