こんにちは。フリーランス投資家のmaruです。
今回は今後保有したいなぁと思っている高配当銘柄のなかで注目しているものをいくつかピックアップしていこうと思います。高配当銘柄は調べてもたくさん出てくるので自分なりに気になったモノをここにまとめて記述していきたいと思います。
もくじ
選定基準
今回の記事で日本株の高配当銘柄を選定する基準をざっくりと決めました。結構調べてみましたが、日本株には魅力的な高配当銘柄がたくさんあるため、基準がないとまったく絞りきれません。
ということで今回の記事では、
・配当利回り:3%以上(2020年12月9日時点の日経平均利回りが1.72%)
・配当性向:30〜40%前後で推移
という基準で銘柄を選定しました。もちろん取りこぼしはたくさんあると思いますが、今回は7つの銘柄をピックアップしました。
高配当銘柄ピックアップ7選
銘柄コード | 銘柄名 | 株価(※) | 配当利回り | 前期配当性向 |
8593 | 三菱UFJリース | 471 | 5.41% | 31.5% |
8316 | 三井住友FG | 3067 | 6.19% | 37.0% |
8591 | オリックス | 1569.5 | 4.84% | 32.0% |
8031 | 三井物産 | 1900.5 | 4.21% | 35.4% |
8058 | 三菱商事 | 2527.5 | 5.30% | 37.9% |
3231 | 野村不動産HD | 2289 | 3.49% | 30.1% |
9432 | 日本電信電話(NTT) | 2579.5 | 3.88% | 43% |
三菱UFJリース
三菱UFJリースは、三菱UFJフィナンシャルグループのリース事業を担っている企業です。三菱系の関連会社と連携した航空機や不動産のリースに強みがあります。
そして2021年4月に日立キャピタルを吸収合併することが決まっており、業界ではトップのオリックスに次ぐ規模になります。配当利回りも高く、今後の事業も堅調であると考えられるため投資先としても魅力的であるなぁと思っています。
三井住友フィナンシャルグループ
金融業界の大手として知られる三井住友フィナンシャルグループですが、こちらもとても高い配当利回りを期待できる銘柄です。
正直、銀行のビジネスモデルは厳しいと言われることも多いですが、ペーパーレス化をいち早く進め、メガバンク の中でも効率化を図っているイメージがしっかりある企業です。店舗の刷新も進めており、スピード感のある銀行であると思います。
オリックス
リース業界の最大手であるオリックスも高配当銘柄として魅力のある企業です。オリックスは金融業であるので、低金利に苦しむ部分もあると思いますが、リース業を中心に多角的な事業展開で安定した収益を上げられると思います。
さらに株主優待も魅力的ですし、保有年数に応じて優待の内容が増加する制度になっているので長期保有に向いている銘柄だと思います。将来的に保有したい銘柄のひとつですね。
三井物産
商社株も高配当銘柄として魅力的です。三井物産はもともと金属やエネルギーなどの資源分野に強みを持っていたのですが、近年は経営方針を変更し始め、非資源領域にも進出してきています。
新事業への取り組みにより多角化していき、今後の収益も期待できる企業であると思います。
三菱商事
こちらも商社株になります。三菱商事も圧倒的な企業規模と多角的な事業展開で安定した成長性が期待できる企業ですし、海外進出先も多くあるのでリスクも分散されているので魅力的な投資先です。
投資家への還元意識が強く、配当金額や配当性向も徐々に高まっており、これから長期保有したい銘柄のひとつになります。
野村不動産ホールディングス
野村不動産は野村グループの総合不動産会社です。2021年3月期の配当が「横ばい」になったことで連続増配は止まっていますが、とはいえ高利回りを維持しています。今期までは8期連続増配をしていましたが、配当金の額は3.2倍になっています。
そしてこれだけ増配を続けている背景にはきちんと好業績を残してきたというのがあります。配当ももちろんですが、値上がりも期待できると思います。
日本電信電話(NTT)
言わずと知れた企業NTTですが、高配当銘柄として魅力的です。新型コロナウイルスで先が見通しにくい状況ですが10期連続の増配を発表しており、これからの配当にも期待ができそうです。
通信インフラとして今後も私たちの生活に根付いたサービスを提供していくので、長く保有しておきたい銘柄だなと思います。
まとめ
今回の記事では、日本株の高配当銘柄をピックアップしました。今回選んだ銘柄は配当利回りが高く、配当性向を見てもまだ配当を出す余力を残している企業ばかりです。
中長期的な投資を考えるのであれば、魅力たっぷりの銘柄であると思います。株価の変動を気にすることなく、配当を受け取りながら再投資していき、じっくり資産を増やしていきたいと思います。
今後も国内外関係なく魅力的な高配当銘柄などを調べていきたいと思います。よろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。またお願いします。