こんにちは。フリーランス投資家のmaruです。
この記事ではサイバーセキュリティ企業「ゼットスケーラー」の銘柄研究をしていきます。
今回はゼットスケーラーについて以下の3つのポイントについてお話ししていきます。
・ゼットスケーラー
・順調に推移する業績
の3点から分析していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
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もくじ
ゼットスケーラーってどんな会社?
本社 | アメリカ・カリフォルニア州 |
設立 | 2007年 |
上場 | 2018年3月 |
上場区分 | Nasdaq GS |
業種 | ソフトウェア・サービス |
配当 | - |
時価総額 | 267.98億ドル(2021年2月1日現在) |
ゼットスケーラーはクラウドでセキュリティサービスを提供している企業で、大きな括りで言うと、クラウドストライクや日本のトレンドマイクロなどが同業種になります。
配当は出していないので、基本的には値上がりを狙っていく銘柄になると思います。まだ規模の大きい会社ではありませんし、大きな利益を取りに行ける銘柄になるかもしれません。
ちなみに「ゼットスケーラー」と言う呼び方が日本では一般的ですが、英語では「ジースケーラー」と読むのが正しいようです。
ゼットスケーラーの投資先魅力は?
市場の成長性
サイバーセキュリティ市場はまだ大きな成長の余地を残しています。2019年時点の世界の市場規模は1494億6000万ドルになっており、それが2023年には2082億8000万ドルまで成長していく見込みになっています。
サイバー攻撃をする側は、常にセキュリティの目をかいくぐる方法を模索しています。そして新たな方法でサイバー攻撃をしてきます。
その攻撃に対応するために、セキュリティ企業は新たな防御策を取らなければならなくなり、イタチごっこになります。このイタチごっこが続く限り市場は成長し続けますので、半永久的に成長していく可能性すらあると私は考えています。
さらにゼットスケーラーはクラウドでセキュリティを提供していますが、そのクラウド市場も成長性が期待できます。
2020年のクラウドコンピューティングの世界市場規模は推定3714億ドルです。そこから2025年には8321億ドルまで拡大を予想されており、今後も更なる拡大が見込まれている市場です。
サイバーセキュリティとクラウド市場が成長していく恩恵を受けられるゼットスケーラーは魅力的だと思います。
ゼットスケーラーの強み
以前記事で紹介したクラウドストライクもサイバーセキュリティ企業ですが、ゼットスケーラーとは対象にしている分野が少し異なります。
クラウドストライクはクラウド空間内での異変を検知するのが強みですが、ゼットスケーラーは、端末をデータセンターに安全な接続ができるようなサービスを提供しています。
在宅勤務などで需要が高まる安全なデータセンターへの接続。それが提供されるゼットスケーラーのサービスは更なる需要が期待されます。
さらにクラウド100%で提供しているサービスなので設備投資などのコストも抑えられ、手軽に取り入れられるのも強みになります。
さまざまな強みを併せ持つことも投資対象として魅力的だと思います。
順調に推移する業績
ゼットスケーラーの業績は順調に推移してきています。
綺麗な右肩上がりになっています。また決算発表でもしっかり投資家の期待を上回る発表を続けており、株価も順調に上昇してきています。
下のチャートがゼットスケーラーの上場以来の株価チャートです。
まだ規模の大きい企業ではなくボラティリティは比較的大きいですが、長期的に見ればしっかり上昇トレンドに乗っていけると思います。
決算発表を注意深くみていき、良い決算を出し続けている限りは保有を続ける戦略で、値上がり益を取れる銘柄だと考えています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事ではサイバーセキュリティ企業の「ゼットスケーラー」について銘柄研究をしました。
ポイントは「市場の成長性」「企業としての強み」「順調に推移する業績」です。
今後に大きな期待が持てる企業だと思いますし、投資対象としても非常に魅力的な銘柄だと思います。じっくり決算などを注視して、長期的な観点で保有をしていきたい銘柄だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。またお願いします。