こんにちは。フリーランス投資家のmaruです。
今回はテンバガー候補として期待できる電子署名企業「ドキュサイン」について銘柄研究をしました。
このドキュサインは過去にも記事にしていますが、今回改めてアップデートした情報で記事にしていこうと思います。以前の記事はこちら
この記事ではドキュサインの投資先魅力を3点に絞ってお話しします。
・ドキュサインの優位性
・期待を上回る業績
投資を検討している方、すでにドキュサインを保有している方はぜひ最後までご覧ください!
新品価格 |
またドキュサインも含めたテンバガー候補銘柄を比較・分析した記事も書いています。よろしければそちらも合わせて読んでみてください。
もくじ
ドキュサインってどんな会社?
本社 | アメリカ・カリフォルニア州 |
設立 | 2003年 |
上場 | 2018年4月 |
上場区分 | NasdaqGS |
業種 | ソフトウェア・サービス |
配当利回り | - |
時価総額 | 464.34億ドル(2021年2月8日現在) |
ドキュサインは電子署名サービスを提供している企業です。クラウドを活用することであらゆるデバイスから書類の承認を可能にします。
企業のペーパーレス化に貢献しており、企業文化の大転換に一役買うことができる企業です。
ドキュサインは配当が出ておらず、基本的には値上がりを狙っていく銘柄になります。じっくり時間をかけて株価が上昇していくのを待つのが良いと考えています。
ドキュサインの投資先としての将来性は?
市場の拡大
まず電子署名市場がどれくらい拡大していくかを見ていきます。
電子署名市場は世界規模で、2019年に約21億ドルと言われており、2020年から2027年の期間中に年平均31.0%以上の成長率で成長すると予測されています。
コロナによるリモートワークの拡大の影響はこの電子署名市場にも大きな追い風となっています。市場全体の成長の恩恵は、ドキュサインにも非常に大きく影響するでしょう。
そしてドキュサインのサービスは、クラウドベースで提供されています。ということで合わせてクラウド市場についても見ていきます。
2020年のクラウドコンピューティングの世界市場規模は推定3714億ドルです。そこから2025年には8321億ドルまで拡大を予想されており、今後も更なる拡大が見込まれている市場です。
電子署名市場とクラウド市場の拡大の恩恵を受けられる企業が「ドキュサイン」です。
ドキュサインの優位性
ドキュサインの魅力としてまず料金の仕組みが挙げられます。
ドキュサインはユーザー数に応じて料金が発生する仕組みであるため、従量料金がかかりません。同業他社となる日本の電子契約サービス「クラウドサイン」は契約書の送付1件に対して料金がかかります。料金体系はドキュサインの魅力の一つと言えるでしょう。
またグローバルに対応しているのもドキュサインの強みです。43言語での署名、13言語での送信が可能となっており、グローバルな活用ができるようになっています。さらに日本はサインの文化ではなく、印鑑の文化が主流ですが、そうした日本の文化にも対応しており、電子印鑑を登録し活用できます。
ドキュサインは世界180カ国、50万以上の企業が利用している世界最大手の電子契約サービスです。日本での浸透はまだまだですが、アメリカの不動産契約のおよそ90%にドキュサインが用いられているという話もあります。アメリカでは電子契約の際に「ドキュサインする」という動詞として用いられているようです。
検索をするときに「ググる」という動詞でグーグルは身近な普及をしていますが、ドキュサインはもはやその領域になりつつあるということです。今後のドキュサインも世界各国でどんどん普及してくる可能性もあるのかなと考えています。
期待を上回る業績
ドキュサインは過去好調な業績を残してきています。以下のグラフが売上高の推移を表しています。
しっかり右肩上がりの売上高を記録しています。
そしてドキュサインは四半期ごとの決算発表で市場のコンセンサスを上回り続けています。新規上場から投資家の期待を上回り続ける非常に素晴らしい企業です。
今後もきちんと決算発表を注視し、コンセンサスを上回る決算を出している限りは保有、悪い決算を出したら売却するという方針で良いと思います。
ドキュサインの株価は?
ドキュサインの上場以来の株価が以下のチャートになっています。
コロナ禍でのリモート需要への期待から、株価は大きく上昇しています。その後も決算からじわじわと上昇を続け、今後もゆっくりとした上昇トレンドとなっていくことが予想されます。
先に述べたようにドキュサインは好決算とともに、株価が上昇してきています。今後も良い決算を出している限りは短期的な調整はありつつも、上昇していくことが予想されます。しっかり決算を見ておきたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は電子署名企業「ドキュサイン」について銘柄研究をしました。
・ドキュサインの優位性
・期待を上回る業績
以上の3点を踏まえると今後の収益性にも期待ができる銘柄だと思います。
決算をしっかり精査し、今後の企業の動向について注目をしていくことが重要になると思います。今後もドキュサインの行く先について見ておこうと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。またお願いします。