【銘柄研究】ZM「ズームビデオコミュニケーションズ」の未来は?テンバガーになる?

こんにちは。フリーランス投資家のmaruです。

今回は私maruが保有している銘柄「ズームビデオコミュニケーションズ」について銘柄研究をしていきたいと思います。

実は以前もこのブログでズームに関しては記事にしていますが、今回改めて魅力をまとめていきます。以前の記事はこちら

今回はズームについて以下の3点に絞ってお話ししていきます。

ズームのポイント
・市場の成長性
・ズームの優位性
・好調に推移する業績

ズームへの投資を検討している方、気になる方はぜひ最後までご覧ください!

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またズームも含めたテンバガー候補の銘柄を比較・分析した記事も書いています。よろしければそちらも合わせて読んでみてください。

テンバガー候補の比較記事はこちら

ズームってどんな会社?

本社アメリカ・カリフォルニア州
設立2011年
上場2019年4月
上場区分NasdaqGS
業種ソフトウェアサービス
配当
時価総額1221.40億ドル

ズームは企業向けにweb会議のシステムを提供しています。クラウドベースで接続でき、さまざまなデバイスに対応しています。

2021年1月には15億ドルの公募増資を発表しており、今後の設備投資などに注目したいところです。

配当は現在出していないので基本的には値上がりを狙っていく銘柄になると思います。

ズームの投資先魅力は?

市場の成長性

まずはズームが提供しているweb会議市場の成長性を見ていきます。

国内のweb会議市場の成長性予測について株式会社アイ・ティ・アールが発表しています。web会議市場の2019年度の売上は111億4,000万円前年度比22.8%の高成長をしており、テレワーク関連の普及により、2023年度には市場規模が3倍になるという予測が出ております。

国内予測だけでなくこの動きは全世界で共通になると思います。テレワークが普及し、会議も自宅などで開催するのが当たり前になるでしょう。

ズームのサービスも拡大していくことが予想されます

さらにズームはクラウドベースでweb会議サービスを提供しています。企業は今後ますますクラウドを中心としたサービスを利用していくことになると思います。

2020年のクラウドコンピューティングの世界市場規模は推定3714億ドルです。そこから2025年には8321億ドルまで拡大を予想されており、今後も更なる拡大が見込まれている市場です。

ということでズームのテーマとなるweb会議とクラウドコンピューティング市場の急速な拡大の恩恵を受けられるのではないか?と思います。

ズームの優位性

zoomの圧倒的な優位性は

簡易性

安定性

機能性

の三点にあると思います。

簡易性

これがzoomの最大の優位性だと思いますが、圧倒的な使いやすさが非常に魅力的です。会議の主催者が送った招待URLをクリックするだけで会議に参加できるので、アカウントを用意する必要もなく、機械音痴の人でも簡単に参加できます。

実際に友人とオンライン飲み会をした際には、参加者の全員が使い方に困る事なくスムーズに会議に参加できました。

またスマートフォンによる参加も可能なので、どこにいても会議に参加することができます。

会議の主催者、参加者双方の負担を限りなく減らしているのがzoomの最大の強みだと思います。

安定性

これも使ってみた感想として、接続の安定性が高いなと感じました。音声が途切れたり、接続が途切れて途中退室を余儀なくされたりとweb会議ではトラブルがつきものですが、zoomのサービスはかなりこのストレスが少ないように感じました。

この点に関しては独自の映像圧縮技術でデータ通信量がかなり抑えられています。例えば似たサービスを提供しているスカイプと比較すると、1/10程度に抑えられているらしいです。

機能性

とにかく多彩な機能性があります。背景画像も変えられるため、部屋の様子を映すことなく会議ができる上に、楽しい雰囲気を演出することもできます。

また画面の共有もパワーポイントなどの資料を画面に表示できたり、ホワイトボードなどで文字やイラストなども共有できるため、かなり自由なweb会議を行うことができるのもzoomの優位性と言えるでしょう。

ということで機能的にも優位に立っているズームは市場の成長性の中で、活躍していける企業だと思います。

順調な業績

ズームは上場以来、非常に順調に業績を伸ばしてきました。以下が過去の売上高の推移を表したグラフです。

特に21年1月期はコロナ禍での成長が顕著であり、急速な拡大をしました。

そしてズームが決算発表で市場のコンセンサスを上回り続けていることも注目ポイントのひとつです。市場の期待を上回り続ければその期待値も高まりますが、そのハードルをしっかり超えていくことができれば、株価にもきちんと反映されていくと思います。

自己資本比率は64.70%ということで成長に向けた投資の余力を残している上に、2021年1月に発表した15億ドル規模の公募増資でも積極的な投資をしていく可能性が高いと思います。

順調な業績に加えて、成長の余力を残しているズームには投資先として大きな期待ができると考えています。

ズームの株価は?

ズームの上場以来の株価は以下のチャートのようになっています。

コロナ禍での急速な拡大と決算によるポジティブサプライズで株価は跳ね上がっていましたが、21年第3四半期の決算で多少の鈍化が見られたこと、ワクチン承認のニュースなどをきっかけに下落しました。

一時的な調整はあると思いますが、決算が好調なうちはホールドして良い銘柄だと考えています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はズームビデオの銘柄分析をしました。

この記事のポイント
・市場の成長性
・ズームの優位性
・好調に推移する業績

拡大していく市場の成長性やズームの優位性、好調に推移する業績を踏まえるとズームはとても魅力的な投資先だと考えられます。

一方でこれまで決算発表のハードルをしっかり乗り越えてきたことから、投資家の期待が高まっていることもまた事実です。今後の決算でそのハードルを超えていけるかどうかが重要になってくるでしょう。

テンバガーは1日にして成らずだからこそ今後も長期に渡って決算発表に注目していきたいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。またお願いします。

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コメント

  1. セコビッチ より:

    自分も先日初めてZOOM会議に参加したけど、これからは出張旅費軽減のためにも主流になってくんじゃないかなって。
    んで先行導入したZOOMはやっぱ強いだろーと思う。